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PI:青山敦のプロフィール

PIとは、principal investigatorの略語で、研究責任者のことです。

京都大学での専攻はプロセスシステム工学ですが、社会との接点のある仕事をするため、社会システムを標榜している三菱総合研究所に入社しました。そこで、アカデミアとは異なるニーズ志向の考え方を学び、技術・システムシーズと社会・産業ニーズの交差するところに価値が生まれることを発見しました。以来、ニーズを満たすシステムを最新のシーズで構築するというコンセプトのもと、研究をしています。

約10年にわたる米国および英国での留学、研究経験で、英米流の戦略的フレームワーク的思考を学びました。現状の踏襲ではなく本質的問題の探究と汎用的な解決フレームワークを提示するという考え方で仕事しています。

今後も、工学と社会システム、企業とアカデミア、日本と米国・英国というヘテロジニアスな経験を活かしていきます。

経歴

1979年3月
鹿児島県立国分高校卒業。
1983年3月
京都大学工学部化学工学科卒業。
1985年3月
京都大学大学院化学工学専攻修了。
1985年~1989年
三菱総合研究所で、社会の要求と先端技術を結ぶシステムズアプローチの研究に従事。
(危険物質輸送危険評価システム、ICカードによる身分証明・個人情報管理システム、建設業電子取引システムなど社会情報システムの要求分析、可能性調査、概念設計等の実務)
1994年12月
米国・Purdue University,Graduate School of Chemical Engineering Process Systems Engineering にてPh.Dを取得する。
1995年5月~1998年9月
英国Imperial College, Centre for Process Systems Engineering研究員として、大規模かつ複雑なシステムの管理・制御の研究に従事する。
1999年~2005年3月
東京工業大学資源化学研究所助教授として、大規模システムの安全管理、生産管理、維持管理の研究に携わる。
2005年4月
立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科(MOT大学院)教授に就任。
企業の競争力と社会的責任対応力向上のためのシステム工学・情報学のビジネスへの適用をキーワードに研究を行っている。
2010年
化学工学会安全部会長に就任。
2015年6月
立命館大学大学稲盛経営哲学研究センター長に就任。
2016年6月
京セラ株式会社社外取締役に就任。

メッセージ
『技術を価値に結びつけるためのライフサイクルマネジメントの開発』

国際競争、企業間競争の激化や環境と調和した持続的発展への要求など企業や社会が直面する問題は、複雑かつ広域で長期的な展望に立って解決すべきものになってきている。これらの問題を解決するためには、要素技術を多面的に評価し、効率的に統合して価値に結びつけるライフサイクルマネジメントが不可欠である。ここでは、社会や顧客の要求の同定から、事業・サービス・製品のコンセプト開発、精緻化、製造法開発、製造、顧客などからのフィードバックに基づく絶え間ない改善というプロダクションライフサイクルマネジメントの流れと、資源調達から材料製造、部品・部材製造、製品製造、流通・販売、廃棄・回収、リサイクルというプロダクトライフサイクルの流れについて、これらを多面的な社会的責任を果たしつつ効率的に評価・設計・運用することを支援する統合エンジニアリング環境を開発している。

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